口腔機能の衰えについて
Oral frailtyオーラルフレイルとは?
「歯や口など口腔機能の衰え」のことで、老化の始まりともいわれています。高齢になり、身体機能が衰えて介護が必要になる前の「フレイル期」に起こります。オーラルフレイルに早めに気づいて予防や改善に努めれば、介護がなくても元気に過ごすことにつながります。
歯や口の働きのことを「口腔機能」といいます。具体的には、
- ● 食べる(噛む、すりつぶす、飲み込む、味わう)
- ● 話す(発音する、会話する、歌う)
- ● 感情表現(笑う、怒る)
- ● 呼吸する
などがあります。
加齢に伴って口腔機能が衰えると、栄養状態が悪化して筋力が低下し、介護が必要になることがあります。毎日を健康的に過ごすためにも、オーラルフレイルを予防するように心がけましょう。

オーラルフレイルの症状
- 食べこぼしが増える
- むせることが多い
- 硬い食べ物が噛めない
- 口が乾燥しがち
- 滑舌が悪くなる
- 噛めない
- やわらかい
ものを
食べる - 噛む機能の
低下 - 口腔機能の低下
- 心身機能の低下
オーラルフレイルの予防

オーラルフレイルを正しく理解し、「栄養」「運動」「社会性」も継続して健康寿命を延ばしましょう。
オーラルフレイルの検査

保険適応で50歳以上から行うことが可能です。 オーラルフレイルは、歯周病や虫歯と同様に早期発見と早期対応がとても大切になります。 ご興味ある方はお気軽にご相談ください。
オーラルフレイルと言われたら

口周りの筋肉をトレーニングしたり、虫歯や歯周病で食べにくいのであれば治療をおこない、歯がなくて食べれないのであればしっかり食べれる入れ歯や差し歯(ブリッジ)、インプラント治療を行うなど、当院では各患者様のニーズに合わせた解決策を考えさせて頂きます。
ぜひ一緒に、口腔機能の回復を目指していきましょう。