口腔機能の衰えについて
Oral frailtyオーラルフレイルとは?
「歯や口など口腔機能の衰え」のことで、老化の始まりともいわれています。高齢になり、身体機能が衰えて介護が必要になる前の「フレイル期」に起こります。オーラルフレイルに早めに気づいて予防や改善に努めれば、介護がなくても元気に過ごすことにつながります。
歯や口の働きのことを「口腔機能」といいます。具体的には、
- ● 食べる(噛む、すりつぶす、飲み込む、味わう)
- ● 話す(発音する、会話する、歌う)
- ● 感情表現(笑う、怒る)
- ● 呼吸する
などがあります。
加齢に伴って口腔機能が衰えると、栄養状態が悪化して筋力が低下し、介護が必要になることがあります。毎日を健康的に過ごすためにも、オーラルフレイルを予防するように心がけましょう。
オーラルフレイルの症状
- 食べこぼしが増える
- むせることが多い
- 硬い食べ物が噛めない
- 口が乾燥しがち
- 滑舌が悪くなる
- 噛めない
- やわらかい
ものを
食べる - 噛む機能の
低下 - 口腔機能の低下
- 心身機能の低下