ブログ|【喜田歯科医院】浜松の歯科・歯医者

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インプラント治療後に起こる可能性のある合併症とは?

はじめに

浜松市南区の歯医者、喜田歯科医院の院長 喜田晃一です。私は「日本口腔インプラント学会 インプラント専門医」を取得しており、多くのインプラント治療を行ってきました。今回は、インプラント治療後に起こる可能性のある合併症についてお話しします。

 

インプラント治療は、歯の欠損を補うために人工歯根を埋め込む治療方法です。しかし、治療後にはいくつかの合併症が起こる可能性があります。ここでは、その代表的な合併症をいくつかご紹介します。

 

インプラント周囲炎

インプラント治療後、人工歯根周囲に炎症が起こることがあります。この炎症は、歯周病菌などの細菌感染が原因です。症状としては、歯肉の腫れや痛み、出血があります。治療法としては、歯周病治療や抗生物質の使用があります。

 

インプラントの脱落

人工歯根が周囲の骨としっかりとつながらず、浮いた状態になることがあります。症状としては、歯がグラグラする、歯肉からの出血、痛みがあります。治療法としては、インプラントを再度埋め込む再手術が必要となります。

 

神経障害

インプラントを埋め込む際に、周囲の神経にダメージを与えることがあります。この神経障害により、痛みや感覚異常が起こることがあります。治療法としては、神経ブロックや手術があります。

 

以上が、インプラント治療後に起こる可能性のある代表的な合併症です。しかし、こうした合併症が起こる確率は非常に低いです。また、適切な治療を行うことで、合併症を回避することができます。

 

インプラント治療を受ける前には、必ず治療内容やリスクを確認し、リスクや合併症についても理解しておくことが大切です。また、治療後の適切なケアや定期的な検診も必要です。

 

最後に

インプラント治療後に起こる可能性のある合併症についてご紹介しました。しかし、これらの合併症が起こる確率は非常に低いということを理解していただきたいと思います。適切な治療とケアを行うことで、健康な口腔環境を維持することができます。治療を受ける前に、歯科医師としっかりと相談し、不安な点や疑問点を解消してから治療に臨むことをお勧めします。